やる気スイッチ

読書

 読書をしていると、脳の部位についての記載を目にすることがあります。「大脳皮質」や「海馬」の記憶に携わる部位は有名ですが、「側坐核」と言うやる気のスイッチになっている部位もそのひとつです。「側坐核」とは脳の真ん中に左右1つずつある2㎜位の部位です。この「側坐核」に刺激を与えるとやる気が出てくるそうです。
 具体的にどのようにしてこの「側坐核」に刺激を与えればよいか。
「勉強する時間になったけれど、やる気が出ないなぁ」ということはよくある話ですが、そのような場合に「側坐核」に刺激を与えるには、ノートを広げて鉛筆を持つなど、とにかく勉強を始めてみるのだそうです。やる気が出るまで待っていたら、いつまでたっても勉強できません。実際に勉強を始めてみることによって、「側坐核」というやる気スイッチが入って、後から勉強しようという意識がついてくるのです。
 やみくもに勉強するのではなく、脳のしくみを理解すれば、より効率的に勉強することができるのではないでしょうか。

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