呼吸を整える

習慣

枡野俊明著の「禅シンプル生活のすすめ」によると呼吸を変えれば心も変わるといいます。
「呼吸」という言葉は、息を吸う(吸)より、息を吐く(呼)という字が先にきている。息を「吸う」よりも「吐く」という行為が先なのです。
 丹田に意識を集中させて、とにかくゆっくりと長く細く息を吐く。そうやって吐ききれば、人間は自然に息を吸おうとします。その流れにまかせてゆっくりと息を吸う。これをくり返しているうちに、気持ちがどんどん落ちついてくる。自分の体がどっしりと大地についているような気持ちになってくるのです。
 人は寝ている間も休まず、1日2万回ほど呼吸をしていると言われます。
 忙しない日々を送っている方が多いかと思いますが、1日のうち数回は意識して呼吸をしてみませんか。すっと気持ちが落ちつき、心が洗われるのを実感するでしょう。

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