こちらは、脳神経外科医の奥村歩先生の書籍です。
私は運動、食事同様に睡眠を大事にしているので定期的に書籍を購入して睡眠に関する知識をアップデートしています。
今回、この書籍を購入して興味深かったことは睡眠負債と認知症の関係です。認知症の中でも70%を占めると言われるアルツハイマー病。この根本原因はアミロイドβと呼ばれるゴミ(老廃物)にあると言われます。
このゴミは赤ちゃんでも子供でも発生するのですが、脳にはゴミが溜まりません。それはグリンファテックシステムと呼ばれる脳表を脳脊髄液が循環して、脳のゴミをしっかり掃除する機能が働いているからです。しかし、高齢になるにつれ、ゴミ掃除ができなくなります。このゴミは覚醒時より睡眠時の方が除去率が高く、認知症を引き起こすかどうかのカギは熟睡できるかどうかにかかっていると言えます。
何かとぐっすり睡眠することができない方も多いと思います。今夜からでも「熟睡習慣」を始めてみませんか。
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