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家計はバランスシートで見直そう!

お金

 皆さんは家計簿を使って家計管理をしていますか?

 株式会社ナビットが2024年5月に実施した、20代から80代の男女1000人を対象としたWebアンケートによると、50.1%の人が家計管理をしていると回答したそうです。

 昔ながらの手書きの家計簿で管理している人が23.8%いる一方で、家計簿アプリを使っている人は10.1%、表計算ソフトで管理している人は9.7%でした。

 家計簿とは「過去に起こった金銭活動の記録」です。

 しかし、「これまでのお金のことしか書かれていない家計簿では、家計の未来を考えるツールにはなり得ない」というのは、『最高の家計』の著者、岩崎淳子さんの言葉です。

 そこで登場するのが、個人バランスシートです。

 FPの勉強をした方なら覚えているかもしれませんが、バランスシートは左右2つのパートに分かれています。

 左側に資産(=現金、預貯金、株式、投資信託、自宅(土地、建物)、車など)、右側に負債(=住宅ローン、車のローンなど)を記載します。

 家計の見直しにバランスシートが有効な理由は、現状でお金を生み出す力を把握できるからです。

 バランスシートの資産リストには「お金を生む資産」(=預貯金、株式、投資信託、不動産など、利子・配当・値上がり益といった利回りを生む資産)がどのように含まれているかどうかが重要になってきます。

 このような「お金を生む資産」のパワーが弱ければ、資産は増えていかないので、資産の種類や比率を正しく調整する必要があるでしょう。

 これまで家計簿を使って家計管理はしているけれど、バランスシートを作ってことがない方は一度作成してみて、ご自身の家計を見直してはいかがでしょうか。

茶色パンダ
茶色パンダ

読み終わったら早速作ってみてね

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