人は「終わり」を意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まります。
先日読み終えた『DIE WITH ZERO』には、人生を有限の期間で区切り、その各段階の有限さを意識しやすくする「タイムバケット」というツールが紹介されていました。
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このツールを使うことで、「残りの人生で何をしたいか」を時間軸の中で捉えることができます。
具体的には、死ぬまでに経験したいことを人生の各段階ごとにリストアップし、計画的に実行していくことが可能になります。
これにより、「いつかやろう」と先延ばしにしてしまうリスクを減らすことができます。
まずは、このブログを読んでいる「今」をスタート地点とし、予測される人生の終わりをゴール地点と設定します。
そして、それを5年または10年の間隔で区切っていきます。
次に、死ぬまでに実現させたいことをすべて書き出しましょう。
内容は、人生の変化に応じて随時見直して構いません。
リストを作成したら、それぞれの「やりたいこと」を実現したい時期のバケツ(期間)に振り分けていきます。
この際、難易度や年齢、体力面なども考慮して分配することが大切です。
人生の最後の日を悔いなく迎えるためにも、「死ぬまでにできたらいいな」と夢想で終わらせないためにも、このタイムバケットを有効に活用していきたいと思います。

チョコパンダ
人生は白駒の隙を過ぐるが如しだよ
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